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黒工学びのOUTPUT

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生徒達の「価値を創造する力」,「深い学び」,「探究する力」を育てることを目的とした黒工の学びを紹介します。
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記事一覧

いわて半導体アカデミー LED発電オルゴールづくり

北上市半導体関連産業人材育成事業による、いわて半導体アカデミー出前講座の一環として、6月28日(水)に本校電子科3年生を対象とした、LED発電オルゴールづくりの実習が行われました。 LED(発光ダイオード)というと、外部からの電流でその名のとおり「発光」するものですが、逆にLEDに太陽光を当てると直流発電ができることは、意外に知られていません。 この性質を利用した、電子オルゴールづくりに取り組みました。

地域プロジェクト「北上市文化交流センター さくらホール」編

 本日、機械科と土木科で製作した作品を、さくらホールに届けました。  機械科では、夏場におけるホール内の室温上昇を緩和させる対策として、室内の空気を循環しているファンの風に涼みをもたせるように考え、簡易冷風扇を製作しました。SDGsの発想を取り入れた企画でその発想にはホール関係者も関心していました。  また、土木科では幼児室で遊べる木製椅子や調理流し台を製作しました。仕上げに塗装をしようと考えたそうですが、木製の質感を楽しんでもらおうと思って塗装はしなかったようです。  作品

第3回先端技術講座人・テクノロジー・未来「未来:宇宙開発が目指す夢、その実現に必要なもの」最終回

 第3回 今回のテーマは「未来:宇宙開発が目指す夢、その実現に必要なもの」 ○宇宙開発の新しい流れ  ・2000年頃までは国家レベル、今は民間主導での技術開発、進展が加速的 ・宇宙事業、宇宙観光について。AstroScale社、SpaceAdventure社 ・民間企業参入で宇宙が身近になる。観光はコストでまだまだ先の話。 ○ロケット打ち上げ費用  ・1960年代100万円/㎏、今20万円/㎏。日本H3はようやく追いついた。 ○月探索  ・アルテミス計画。2024年有人月着陸

高校生ものづくり体験教室in黒工開催 【北上翔南高校との連携事業】

令和4年度12月19日(月)北上翔南高校との連携事業として、高校生ものづくり体験教室in黒工が開催されました。 機械科3年生が講師を務め、マシンニングセンターでのプレート製作に取り組みました。北上翔南高校からは情報処理コース2年生10名が参加し、CADアプリケーションから製作図面を作成し、学校の校章作成から文字入れを行いました。切削作業時間は、機械科の実習を見学してもらいました。 機械科3年生の担当生徒達には丁寧に説明していただきました。 ありがとう!!           

第2回先端技術講座 人・テクノロジー・未来「極限環境への挑戦を支える科学技術」開催~人工衛星の開発は、工学・工業の総力戦~

 第2回 今回のテーマは「テクノロジー:極限環境への挑戦を支える科学技術」。 ○人工衛星の話  ・岐阜県の極小型衛星制作の紹介(cube sat) ・JAXAが携わっている人工衛星についての紹介   地球観測衛星、ひまわり8号、測位衛星(GPS)   ロケットの役割(打ち上げの動画、人工衛星となるための打ち上げ方、最小速度) ○過酷な環境をどう克服するか  ・宇宙環境の説明(真空、放射線)  ・電子部品への影響、民政部品との違い、信頼性向上の工夫、熱制御・振動対策  ・姿勢制

第1回岩手大学半導体アカデミー大学院生出前授業「え! LEDで発電ができるの?」

令和4年10月28日(金)第1回岩手大学半導体アカデミー大学院生出前授業が開催されました。岩手大学理工学部の長田 洋 教授と大学院生2名をお迎えして、半導体の特性を学びセンサーユニットの製作や実験を行います。 本日は、大学院生からLEDの発光原理や特性を学び、LEDで発電したエネルギーでオルゴールを鳴らしました。その中で、半導体の電子が再結合する事で発光現象が起きることや、電子が「励起」(専門用語)する事でLED発電ができることを学ぶ事ができました。大学院生からは、半導体に関

第3回「地域産業」講座開催(一部動画あり)

10月26日(水)本年度第3回の「地域産業」講座が開催されました。 今回は、(株)多加良製作所岩手工場 様     (株)テクノメイツ 様     (株)ツガワ北上工場 様      シチズン時計マニュファクチャリング(株)様     (株)小田島組 様      東北ユーロイド工業(株)様 の以上6社が来校して、各学科の2年生に会社の特色を紹介していただき、その中で、社長から特色ある会社経営についてのお話しもあり、生徒達は夢をふくらませながらお話しを聴講することができま

第1回「先端技術講座」人・テクノロジー・未来 「人:工業高校での学びを先端分野につなげるために」JAXA上席研究員小原新吾氏 

 講師は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、上席研究員の小原新吾氏をお招きして、テーマ「人:工業高校での学びを先端分野につなげるために」を全校生徒で聴講しました。  小原講師は、昭和58年に本校機械科を卒業し、長岡科学技術大学に進学。同大学大学院修士課程終了後東京大学大学院で博士課程を終了しています。卒業後は、トライポロジー研究の第一人者として評価され、JAXAの前身である宇宙開発機構に研究員として勤務して現在に至っています。  小原講師からは、高校時代、大学時代、JA

第3回地域プロジェクト(北上市文化交流センター さくらホール)

令和4年度 黒工地域プロジェクトの第3回がさくらホールではじまりました。電子科は岩手大学半導体アカデミーとの協働で地域の営農に関わるシステムの開発に取り組み、機械科・電気科・電子機械科・土木科・材料技術科の5学科は、北上市文化交流センター さくらホール20周年記念の取り組みにむけて、黒工の様々な関わりのなかで当センター及び地域の活性化に結びつける課題に挑戦しています。今日は、現地担当者との最終的なヒアリングを行い、生徒達が考えている素案を具現化していきます。

令和4年度体験入学が開催されました!(動画有り)

7月29日(金)黒工では、体験入学が開催され34中学校から274名の参加がありました。当日は、検温、水分補給、半そで短パンで熱中症予防にも注意しながら、午前中の日程で開催されました。張り切って説明していた黒工生も充実した1日となりました。 ご来校いただきました、中学生、保護者、中学校の先生方ありがとうございました。 機械科旋盤実習の説明の様子(動画) http://www2.iwate-ed.jp/kst-h/mov/m001.MP4 機械科マシニングセンター体験の

令和4年度 黒工スクールポリシーと「黒工学びのOUTPUT」紹介(スケジュール更新)

令和4年度黒工学びのOUTPUT  学んだ知識を様々な教育活動にOUTPUTすることで、生徒個々の学びを深め価値を創造する力を育てる教育活動を実践します。 本年度の取リ組みを動画にまとめてみました。ご覧下さい。 黒工学びのOUTPUT動画 www2.iwate-ed.jp/kst-h/mov/output.MP4 1 「地域産業」講座 2年生   管内企業の代表者ならびに技術者の方から講話をいただき、地域産業の理解を深めるとともに、自らの将来を具現化する進路選択の一助と

『先端技術講座』人・テクノロジー・未来 開講 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

本校OB、宇宙航空研究開発機構 第二研究ユニット 上席研究員 小原 新吾 氏 【S58機械科卒、東京大学 大学院博士課程修了 】をお招きして開催いたします。 本講義は、人・テクノロジー・未来をテーマに3回のシリーズで開催します。  なお、この企画は講師のご厚意で実現した授業となります。この企画にご協力をいただきました学校運営協議会及び同窓会に感謝いたします。  また、講義の様子については、おって掲載していきたいと思います。                  〜 いま 黒工がお

R4第一回地域産業講座 開催される! 

令和4年度地域産業講座が開催されました。専攻科生と本科生の地元就職を希望する生徒たちが、北上市長の講座を受講しました。 動画 http://www2.iwate-ed.jp/kst-h/kouwa001.MP4

測量実技講習会開催(黒工土木科)

令和4年6月23日(木)土木科では、岩手県建設業協会北上支部青年部会と連携して測量実技講習会を開催しました。6月30日(木)には第2回の実技講習会が行われます。今日は、工事測量で行う位置だし(角速・測距)を中心に、測量杭の打ち込み方(垂直に打ち込むこと)から指導されていました。測距は光波でミリ単位まで測定して位置出しを行っていました。土木情報実習室で開会行事を行い、佐藤 寛青年部会長からご挨拶をいただき、北上支部会員18社28名の講師を招いて開催されました。土木関係の技術職を