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黒工学びのOUTPUT

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生徒達の「価値を創造する力」,「深い学び」,「探究する力」を育てることを目的とした黒工の学びを紹介します。
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#工業高校

中学生の皆様へ:出前授業実施のお知らせ

 黒工では、今年度も中学生を対象とした「出前授業」を実施する予定です。工業科目への理解を深めるとともに、将来の職業や、進路選択の一助となれば幸いです。 実施日:令和6年9月24日~12月6日までの期間     ただし、土日祝日や学校行事日等を除きます。 所要時間:2時間から3時間 内容:本校6学科の生徒が中学校を訪問し、各課に関する授業や実習を行います。各科の所要時間は20分から30分です。 4.申し込み期日:令和6年7月31日(水) 5.申し込み方法:本校HPより申

地域プロジェクト「北上市文化交流センター さくらホール」編

 本日、機械科と土木科で製作した作品を、さくらホールに届けました。  機械科では、夏場におけるホール内の室温上昇を緩和させる対策として、室内の空気を循環しているファンの風に涼みをもたせるように考え、簡易冷風扇を製作しました。SDGsの発想を取り入れた企画でその発想にはホール関係者も関心していました。  また、土木科では幼児室で遊べる木製椅子や調理流し台を製作しました。仕上げに塗装をしようと考えたそうですが、木製の質感を楽しんでもらおうと思って塗装はしなかったようです。  作品

第3回先端技術講座人・テクノロジー・未来「未来:宇宙開発が目指す夢、その実現に必要なもの」最終回

 第3回 今回のテーマは「未来:宇宙開発が目指す夢、その実現に必要なもの」 ○宇宙開発の新しい流れ  ・2000年頃までは国家レベル、今は民間主導での技術開発、進展が加速的 ・宇宙事業、宇宙観光について。AstroScale社、SpaceAdventure社 ・民間企業参入で宇宙が身近になる。観光はコストでまだまだ先の話。 ○ロケット打ち上げ費用  ・1960年代100万円/㎏、今20万円/㎏。日本H3はようやく追いついた。 ○月探索  ・アルテミス計画。2024年有人月着陸

第1回岩手大学半導体アカデミー大学院生出前授業「え! LEDで発電ができるの?」

令和4年10月28日(金)第1回岩手大学半導体アカデミー大学院生出前授業が開催されました。岩手大学理工学部の長田 洋 教授と大学院生2名をお迎えして、半導体の特性を学びセンサーユニットの製作や実験を行います。 本日は、大学院生からLEDの発光原理や特性を学び、LEDで発電したエネルギーでオルゴールを鳴らしました。その中で、半導体の電子が再結合する事で発光現象が起きることや、電子が「励起」(専門用語)する事でLED発電ができることを学ぶ事ができました。大学院生からは、半導体に関

第1回「先端技術講座」人・テクノロジー・未来 「人:工業高校での学びを先端分野につなげるために」JAXA上席研究員小原新吾氏 

 講師は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、上席研究員の小原新吾氏をお招きして、テーマ「人:工業高校での学びを先端分野につなげるために」を全校生徒で聴講しました。  小原講師は、昭和58年に本校機械科を卒業し、長岡科学技術大学に進学。同大学大学院修士課程終了後東京大学大学院で博士課程を終了しています。卒業後は、トライポロジー研究の第一人者として評価され、JAXAの前身である宇宙開発機構に研究員として勤務して現在に至っています。  小原講師からは、高校時代、大学時代、JA

令和4年度 黒工スクールポリシーと「黒工学びのOUTPUT」紹介(スケジュール更新)

令和4年度黒工学びのOUTPUT  学んだ知識を様々な教育活動にOUTPUTすることで、生徒個々の学びを深め価値を創造する力を育てる教育活動を実践します。 本年度の取リ組みを動画にまとめてみました。ご覧下さい。 黒工学びのOUTPUT動画 www2.iwate-ed.jp/kst-h/mov/output.MP4 1 「地域産業」講座 2年生   管内企業の代表者ならびに技術者の方から講話をいただき、地域産業の理解を深めるとともに、自らの将来を具現化する進路選択の一助と

『先端技術講座』人・テクノロジー・未来 開講 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

本校OB、宇宙航空研究開発機構 第二研究ユニット 上席研究員 小原 新吾 氏 【S58機械科卒、東京大学 大学院博士課程修了 】をお招きして開催いたします。 本講義は、人・テクノロジー・未来をテーマに3回のシリーズで開催します。  なお、この企画は講師のご厚意で実現した授業となります。この企画にご協力をいただきました学校運営協議会及び同窓会に感謝いたします。  また、講義の様子については、おって掲載していきたいと思います。                  〜 いま 黒工がお