マガジンのカバー画像

工業科

28
工業科の活動を紹介します
運営しているクリエイター

#黒沢尻工業

機械科 地域連携プロジェクト班

黒工では地域連携プロジェクト(地域の課題解決に向けた取り組み)に取り組んでいます。機械科では課題研究の授業でさくらホールの課題解決を目指して活動中!事前の打ち合わせを基にチームで話し合ったアイディアをスケッチしてコンセプトや構造を説明しました。

目指せ、合格!電気科、電材贈呈式!

 10月28日、電気科で電材の贈呈式が行われました。  この取り組みは第一種電気工事士技能試験のために、電線や器具等の消耗材料を寄贈していただいているものです。(株)横川目電業様と(株)県南三ツ星様から、実際に実技指導を受けたり、このような材料の提供を受け、合格者数は近年県内1位を維持しています。  今回いただいた材料も、大切に使用し、全員が合格できるように頑張ります!

光ファイバー接続技術講習会

 9月27日、電子科2年を対象に「光ファイバ接続技術講習会」が行われました。全国情報配線施工技能士会理事で厚生労働省モノづくりマイスター、一級情報配線施工技能士の小西治彦様を講師にお招きしました。  近年の情報の高速化、大容量化に対応して、電気通信よりも光通信が用いられています。そのケーブルである光ファイバケーブルの接続技術講習が行われました。  初めに「光ファイバとその接続方法」について講習を受けます。  その後、実際に光ファイバの心線接続を体験します。中には電気工事

電子科3年実習が行われました!

 9月26日、電子科3年実習が行われました。2年生の時に半導体の静特性や増幅回路について実習します。(記事はこちら) 3年生になると、半導体によって作られた様々な回路が1つのチップに集まったIC(集積回路)について実習します。半導体素子はスマホやパソコンに搭載するにはそのままでは量が膨大になるので、ICやICをさらに集めたLSI(大規模集積回路)などが使われています。  実習ではまず、各回路の動作原理について机上で理論値を求めます。  次に、理論値通りに回路が動作するかI

電子科2年実習が行われました

 9月24日、電子科2年で実習が行われました。電子科としては久しぶりの投稿になります。電子科では半導体の実習を行っていますが、今回のテーマは「電界効果トランジスタ(FET)の静特性測定」です。  FETとは電圧で制御する半導体素子で、身の周りでは圧力センサや温度センサに使われています。電流を流す・流さないがはっきりしているため、スイッチの用途として使われることもあります。  実習はまず講習を受け、回路を組み、測定、結果をまとめるという流れで行われます。  今後も実習は続き

電子科1年実習:テスター完成しました!

 5月28日、電子科1年で実習が行われました。前回の投稿で「テスター製作」の様子をお伝えしましたが、今回、完成しました。  説明書通りに作って終わり、ではなく、「正しく動くか」まで含めて製品作りです。作業完了後は先生のチェックを受け、正しく動いて完成となります。  一部、正しく動かないものもありましたが、調整するなどして、全員完成までこぎつけました。電子科では、1年生の時に作ったテスターを2年生以降の実習での測定器として使用します。ここで高品質なものを作れていると、2,3

電子科2年:実習が行われました。

 5月27日、電子科2年で実習が行われました。 半導体実習について  先日、半導体実習について「ダイオードの特性」についてご紹介しました。  今回の半導体実習は「トランジスタの静特性」を行いました。  トランジスタという素子は、使い方は様々ありますが、代表的なものに「増幅作用」というものがあります。「小さな電流の変化が、大きな電流の変化として出てくる」という特性です。一例として、マイクで話した声がスピーカーから大きな音として出力される回路に使われます。  電子科では座

電子科2年実習:半導体の特性について

 5月20日(月)に電子科2年生の実習が行われました。  4つのテーマがありますが、その中で今回は「半導体の特性測定」について投稿します。    いろいろな半導体素子がある中で、「ダイオード」という素子の測定です。「発光ダイオード(LED)」が身近な製品になってきているので、聞いたことがある方も多いかもしれません。ダイオードはいろいろな使い方ができますが、一番基礎となる、整流作用の効果について実習を通して学習します。  ところで、整流作用とは、その名の通り流れを整えることで