電子科2年実習:3テーマ目
7月8日、電子科2年の実習が行われました。4回1ローテーションで実習のテーマが変わります。今回は3テーマ目に入りました。
Arduino班
「Arduino」とは小型のコンピュータ(マイコン)の一種で、プログラムを作成して書き込むことで、様々な製品の制御などを行えるものです。(TOP画像がArduino開発風景)
Arduinoは汎用性が高く、温度センサーや光センサー、モータ等と組み合わせることで様々なことが行えます。
実習で生徒たちは初めて触れるので、基礎を勉強しつつ、プログラムを組みます。今回は三色のLEDを光らせることに取り組みました。
半導体実習班
半導体実習は、「トランジスタの増幅回路設計」というテーマでした。トランジスタはカラオケのマイクとスピーカのように、小さい信号を大きくして出力する機能がある半導体素子です。実際に回路を組み、小さい信号が大きく出力されるかどうかを確認し、どの程度増幅されるか、そして周波数によってどのように変化するかなどの特性を測定します。
これまでの実習風景で「電子科って地味」という印象を持たれた方もいるかもしれません。ですが、身の回りにあふれている電子部品を使用している製品・機器等は、こういう地味な学習の積み重ねによって生み出されます。電子科では将来の電子製品の進化を担う若者を、一日一日大切に育てていきたいと思っています。